さいほく映像研究会「ムーブユー」(仮)

全国の高校や大学などの学術機関や個人で映像制作を行っている、または映像に関わったことのあるメンバーで構成されるさいほく映像研究会(旧NPO法人映像コミュ二ティ・ムーブユー)のブログです。

「宗谷エコロジーアクションポータル VIEWPOINT」が公開

公益財団法人北海道環境財団が主体の事業「宗谷環境観光プロジェクト」の一環で開設された、

Webページ「宗谷エコロジーアクションポータル VIEWPOINT」が公開されました。

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2010年4月から2012年7月まで取り組んだ「宗谷環境観光プロジェクト」は、

地域の環境NPOが中心となって地域の「環境」資源を再確認し、

観光まちづくりに結びつけようとする事業です。

稚内地区とサロベツ地区で各6回の会合を開催し、

モデルツアーの企画運営、パンフレットの制作に取り組みました。

サイトには宗谷管内で活動している環境NPO等のブログを集積し、

いま宗谷の自然がどのような様子か、環境保全活動が進んでいるか、

できるだけこのサイトで全体が見渡せるように工夫しました。

※宗谷エコロジーアクションポータル VIEWPOINTより

ムーブユーは、このプロジェクトの稚内地区の会合に参加、

そして、モデルツアーの動画編集を行いました。

以下がその動画です。

モデルツアー 稚内

「風」の街、稚内。時には、災害をもたらす風ですが、地域の方々は目をそむけず、風と向き合いって生活をしてきました。稚内の風を最大限感じることができるツアーです。

モデルツアー サロベツ

動植物の宝庫であるサロベツ原野。昨今では笹の侵入による湿地帯の減少、点在する沼の消滅などの問題を抱えています。地域で保全活動をしている方々との交流により、自然の大切さを感じることができるツアーです。

「稚内学」で講師をしました!

7月25日(水)稚内市立図書館で開講されている稚内市教育委員会主催の稚内学にて、

事務局長の私、牧野が講師をしました。

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「魅力再発見~市民ビデオから見える稚内~」と題して、

ビデオの制作者目線で見た稚内を見てもらうことで、稚内の魅力を再発見していただこうという狙いです。

30名ほどの方が受講してくださいました。

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受講者の方も、子どもたちの元気な姿に笑顔になったり、

時にはビデオの内容に頷いてくれたりと、なかなかいい反応をしていただけたようです。

見せたビデオの中で、特に評判が良かったのが、この2本です。

「それ引け!最北の地引き網」

子ども達の表情が出るたびに、受講者の方が笑顔になっていました。

「ある日、農業と俺と。」

登場人物のおばちゃんの言葉も、非常に自然でいいビデオだ、とおっしゃられておりました。

しかしやはり課題も生まれてきました。

今回は情報発信がテーマではなく、「稚内学」という稚内を学ぶことがテーマで、

受講者の方も勉強熱心で、稚内を知り尽くしておられる方も多くいらっしゃいました。

そのような方々に、堂々と稚内を語ることができるよう、自らも更なる努力が必要だなと、思いました。

稚内市主催、道民カレッジ連携講座「稚内学」で講師をします。

稚内市教育委員会主催、道民カレッジ連携講座「稚内学」にて、ムーブユーが講演をすることになりました。

講師はムーブユーの事務局長、牧野竜二です。

稚内学」とは、稚内の自然や産業、人、歴史などを学ぶことにより、市民一人一人が郷土観を確立し、地域活性化や地域づくりへの動機づけを行うための講座。

そんなすばらしい地元愛を育成する講座に、ムーブユーが講演を任されることは非常に嬉しくもありますが、同時に恐縮しております。

講演内容は題して、「魅力再発見 〜市民ビデオから見える稚内〜」。

ムーブユーが所持している、地域の魅力がいっぱい詰まった映像を紹介します。

youtubeの再生回数の多いビデオから見える稚内のニーズや、

映像コンテスト等で入賞しているビデオ作品の評価されたポイントなどを知ってもらう事により、

稚内の魅力をもう一度見つめ直していただければと思います。

受講は無料。ぜひお越し下さい。

開催日時は7月25日(水)午後6時半から。

場所は稚内市立図書館多目的ホールにて。

詳しくは以下のポスターの通りです。

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【受賞】北海道映像コンテスト2012

北海道映像関連事業社協会主催が主催する「北海道映像コンテスト2012」にて、

ムーブユー制作のドキュメンタリー「待合室の、片隅で。」がアマチュア部門優秀賞に輝きました。

ムーブユーの妹尾克利副理事長が表彰式へ出席しました。

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審査員の方が言うには、今年は例年になく激戦だったとのことで、喜びもひとしお。

また今年度は、ムーブユーの監査委員でもある松野良一先生の集中講義として開講している、

稚内北星学園大学の「TVメディア論」制作された作品「おじいちゃんを訪ねて…。」が、学生部門で奨励賞。

そして、妹尾克利副理事長が顧問をしている、北星余市高等学校放送局の作品「DAN☆KETSU」が、学生部門最優秀賞に輝きました。

喜びもひとしおどころか、ふたしおです。

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みんなで記念撮影。

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三つのブロンズ像。

北星余市高等学校のブログにて、当日の模様が掲載されています。

こちらもご覧ください!

2012年度総会開催!

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ムーブユーはNPO法人

いわゆる会社のようなものなので、毎年総会を開催し、

前年度事業報告及び今年度事業計画等について承認を得る必要があります。

と、固い表現ですが、実際は終始和やかムードで議事は進んで行きました。

ことしは稚内市立図書館で開催いたしました。

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終了後は、恒例の上映会。稚内市立図書館の多目的ホールの大きなスクリーンを借りました。

非常に贅沢な上映会となりました。

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上映作品は、日本各地で活躍するムーブユーメンバーが講師などをし、制作をした作品たちです。

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上映後は意見交換会という名目の飲み会。気が付けば日が明けていました。

「笑いあり・涙あり」学生による手作りビデオ上映会開催!

5月3日16時から、稚内市立図書館多目的ホールにて、

【「笑いあり・涙あり」学生による手作りビデオ上映会開催!】と題し、上映会を開催いたします。

映像制作は、取材を通し人と接することで身につくコミュニケーション能力や、限られた時間内で「何を伝えたいか」「どう伝えればいいか」などを考える思考能力など、多様な能力を開発することができる等、教育としての一面があります。

今回上映されるビデオは、教育現場において学生たちの手により制作されたものです。

どれも学生たちが作った素晴らしい映像作品であり、この場でしか見る事の出来ない作品ばかりです。

もちろん無料!

ぜひ、ご来場ください。

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「笑いあり・涙あり」

学生による手作りビデオ上映会開催!

日時:5月3日16時〜17時

会場:稚内市立図書館多目的ホール

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以下上映作品の紹介です。

「DAN☆KETSU」

制作:北星余市高等学校

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人生のやりなおしをかけた生徒が、勉学に励んでいる高校、北星余市高等学校。入学して直ぐ、初めて出会った若者達が、体を寄せ合い一つの樹となる「団結の樹」。伝統の行事を通じて成長する姿を、高校生が追いました。


「被災地との絆~日の出町から田野畑村へ~」

制作:中央大学FLP松野良一ゼミ

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東日本大震災で、壊滅的打撃を受けた「岩手県田野畑村」約20年間、田野畑村にホームスティする形で修学旅行を行っている日の出町立平井中学校のOB・OGは、「田野畑村を応援する会」を立ち上げ、様々な形で復興の手助けを開始しました。約600キロと約20年という時空を越えた日の出町と田野畑村の心の交流を、描いた作品です。

「ありがとう 府中特別支援学校」

制作:中央大学FLP松野良一ゼミ、府中特別支援学校

東京都立府中特別支援学校の生徒たちが自らカメラの前に立ち、閉校してしまう自分たちの学び舎を紹介しました。障がいを持っているからといって、他の高校生と何が違うのか。考えさせられます。

【受賞】北海道魅力発信動画コンテスト「体感動画」入賞!

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北海道庁主催で開催されている、北海道魅力発信動画コンテスト「体感動画」にて、

ムーブユーメンバーの過去作品が入賞しました!

作品は「牧草ロール3分クッキング」

北海道連携企業賞(日本ハムを受賞しました。

このコンテストは北海道庁主催のコンテストであり、

このコンテストの参加作品は、北海道のPRを目的として使用する事もあるとの事。

北海道宗谷地方の魅力を、映像で発信しているNPO法人として参加できたことに感激をしています。

そしてもう一つ。

今回非常に感銘を受けたのが、

北海道在住のビデオ作家さんたちがたくさんいる事

そして非常に高度な技術を持っている事です。

これは負けていられないなあと、自分に喝を入れなければと思いました。

ぜひ北海道庁のみなさまには、今後も形は違えど、このような情報発信の事業を継続していただきたいと思いました。