私たちは、【カラフト】を知らない。
私どもムーブユーも陰ながら協力をさせていただいた、稚内北星学園大学の学生制作のドキュメンタリー、「私たちは、【カラフト】を知らない。」がYouTubeにて公開されています。
稚内市から望むことができるロシア連邦サハリン州は、太平洋戦争当時は樺太(カラフト)と呼ばれた日本領土でした。当時は稚内からも稚泊航路と呼ばれた定期航路が出ており、稚内と樺太は深いつながりがありました。
しかし日本が敗戦を認めた後も、ソ連(現在のロシア)は攻撃を続け、樺太では沖縄と同じように地上戦が起こり多くの人々が亡くなりました。稚内から見えるサハリンには、悲しい歴史があります。
稚内で暮らす学生が、樺太から命からがら逃げてきた方、逃げることができず数年間樺太に残らざるを得なかった方々を取材する。そして実際にサハリンへ渡り、樺太の今を知る。その過程を時系列でドキュメントしたものです。
ムーブユーでは、心ばかりではありますが、取材渡航費等の資金面や、編集段階での助言等の人材面で支援をさせていただきました。
ご覧いただければ、稚内に住む若者が町の歴史を掘り起こす、その意義が伝わるかと思います。素晴らしい作品になりました。ぜひ、ご覧ください。
この取り組みは、各新聞社にも紹介をされております。
6月18日 北海道新聞
6月19日 読売新聞
12月24日 日刊宗谷
12月27日 北海道新聞
12月28日 稚内プレス