大韓航空機撃墜事件の慰霊祭に行ってきました。
8月後半から9月前半の一週間は、毎年恒例、中央大学の松野良一先生の集中講義。
毎回、コンテストで入賞するレベルの作品が、ポンポン生まれる講義です。
今年は残念ながら開講されなかったのですが、
大韓航空機撃墜事件の慰霊祭が行われるため、松野先生も取材で稚内に来られました。
撃墜現場から一番近い、声問海岸で行われる、平和祈念の灯。
夕日と、海を撮る、松野先生。
そしてなんと、最近ヨーロッパから帰国した、ムーブユー理事のる〜原田も稚内入り。
自慢の一眼レフでムービーを撮りまくり。おそらく後日、ムービーが公開されることでしょう!
声問海岸での野焼きです。
実は、この日の数日前に大韓航空機撃墜事件の被害者の遺族の方が、サハリン(ロシア)で初めて野焼きをしました。
しかし、未だにロシアは、大韓航空機撃墜を否定しているため、
サハリンでの野焼きは、被害者への慰霊祭という名目ではできなかったそうです。
そのため、サハリンの音楽祭などのイベントと一緒に野焼きを行ったそうです。
数千人のロシアの方が集まったとの事。
別名目でしたが、長年の夢であるサハリンでの野焼きをやり遂げた遺族の方は、
日本での野焼きを、達成感と悔しさが入り交じった目でみていたように、僕は思えました。
ちょうど一年前のこの日、松野先生の集中講義でこの慰霊祭を取材しました。
この悲劇の事件の記録を残すために、今後も取材をしていくことになり、
今回のサハリンと稚内での野焼きにも、中央大学から二人の学生が取材にきました。
ムーブユーもお手伝いして行きたいと思っています。
稚内で活動しているNPO法人としてももちろん、一度関わってしまった人間としての義務も感じます。
今後の展開を乞うご期待!
一年前の集中講義で制作した、大韓航空機撃墜事件のムービーです。