さいほく映像研究会「ムーブユー」(仮)

全国の高校や大学などの学術機関や個人で映像制作を行っている、または映像に関わったことのあるメンバーで構成されるさいほく映像研究会(旧NPO法人映像コミュ二ティ・ムーブユー)のブログです。

HDDの話し。

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ムーブユーの歴代HDDたち。(新←   →旧)

ムーブユーも実は去年の11月で7周年が経っています。時間が経つのは早いものです。すごく。

この7年間、いろいろな企業や行政の方と仕事をしたり、自主的に映像制作をしたりと、色々な活動をしてきました。

ムーブユーの大体の活動は、映像が絡んでいます。なので、HDDの容量を使う量が半端なものではありません。

外付けHDDも何個か買い替えをしました。そのHDDごとに色々な思い出があります。

あのイベントに持ってたなーとか、あの時落としそうになったんだよなーとか。

今回はそんなHDDの話しです。

ムーブユーの初代外付けHDDであるバッファローの120GBがついに不調となりました。(写真右端)

久しぶりに、データの整理をしようと思いまして、MacBookに接続をした所、ブーーーン・・・・と動かなくなりました。

何度か試した所、ぎりぎりのところで動いたのですが、中身のデータは取り出す事が出来ても、書き込みは出来ない模様。

かなりのおじいちゃんです。自分の話しは長いけど、こちらの話しは聞かないみたいな。

中には、ムーブユーの初期の作品が入っていました。

TABI-BITOや、ラストフライト、最終列車。中央大松野先生の夏期集中講義作品など。

歴史を感じました。たかが7年ですが、モノとして記録が残っているってすごいですね。

と、関心したんですが、それと同時に今データ管理をしないとヤバいという気持ちになりまして、

1TのHDDを買って、保存用として全HDDを一括管理することにしました。

写真の一番左が新HDDです。それにしても新しいほどだんだん小さくなっていってますね。

先ほど移行終わったのですが、全部で650GB。

完パケ作品のみでそれだけの容量ということは、制作には今までどのぐらいの容量を使ってきたのでしょうか。

無圧縮のDV画質の5分作品で1.14GBの容量ですから、650GBで大体47時間。

つまり2日間ぶっ続けで上映できるだけの映像作品を作って来たという事です。

それって、凄い事ですよね。

何百人もの学生の思い出や経験などの喜怒哀楽のアーカイブでもあり、

宗谷管内の7年間のアーカイブでもあります。

いつか、ぶっ続けでオールナイト上映などもしてみたいです。稚内に映画館もできることですし。笑

ところで初代HDDのことですが。

捨てようか。どうしようか。読み出しは出来るけど、書き込みはできない。

でも誰かがいってました。アウトプットは、自分にインプットする最高の方法だ、って。

彼は、ムーブユー部屋の片隅で、ずっと見守っていてくれる事でしょう。

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